有松 絞り 研修

弊社社員全員で、有松で研修の1日。

平日の旧東海道は静かです。

絞りについて、絞り工業組合の先生方に、

実演を交えながら1日かけてみっちり教えていただきました。

「羅仙絞りとくも絞りの差は?」

「鹿の子絞りの種類は?」

「括り糸は技法によって違うのか?」

「難物を白目のときからわかる方法は?」

などなど、絞り製造メーカーならではの、

超マニアックな質問が飛び交いながらの濃い時間でした。

こちらは羅仙絞りと鹿の子絞り。

 

括り行程の基本は「きつく、固く」

ゆるいと模様がキレイに見えない。

でもきつすぎるとほどきにくく糸抜きの行程で穴があく可能性がある・・・。

先生がゆるみ具合をチェック↓

竜巻絞りと糸抜きを体験させていただきましたが、本当に大変…!

左側が私、右側が先生・・・全然違う!むずかしい~!

巻き上げ絞りや帽子絞りの糸抜きをする道具。

伝統工芸士作の作品にほれぼれ・・・美しい。

絞りは分業制なので、それぞれの行程の職人さんたちが、

きちんと仕事をこなしていただいているからこそ無事に出来上がり、

私たちの元に届けられていることがわかりました。

まさに、絞り浴衣って奇跡・・・!

 

そんな、奇跡のような絞り浴衣をこれからもご紹介したいなと思います。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。