絞りのふるさと、有松で思う
この秋何度目かの有松のメーカーさんへ。
今までつゆくさのラインナップの数々を一緒に製作いただいた、
有松絞り浴衣製造の代表的なこちらのメーカーさんが、
あと数か月でその看板を下ろされます。
つまり、廃業されるということ。
ずっとご夫婦二人三脚で営まれていたのですが、私たちには測り知れないほど
一大決心だったと思います。
数年前からお聞きしてはいたのですが、もうすぐそこに差し迫ってくると
一緒につくりあげた柄の数々を思い起こしては、胸がいっぱいになります。
つゆくさ歴代の絞り浴衣はこちら>>
お取引のある有松のメーカーさんはただひとつだったので、
こうやって有松へ通う日々は、もう残りわずかかもしれないと思うと、
旧東海道を歩く帰り道、とてもさびしくなりました。
ずっと行ってみたかった素敵なお店の空間に
癒されつつもジーンとしてしまいました…
ですが私たちは、有松絞りの浴衣を存続すべく、
メーカーさんの思いも胸に納め、前向きに進んで行きたいと思っています。
来年はつゆくさオンラインショップ開店から23年。
支えてくださるみなさま、メーカーさん職人さんあってこそ。
いつも本当にありがとうございます。
渾身の色だしをしている来シーズンの新作、どうぞご期待ください!
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