浴衣でお出かけ

夏休み、少しの間だけでしたが浴衣を着ることができました。
何を着ようか迷いましたが、まだ今年袖を通していなかったこちらを。
もう10年以上前になりますが、赤の色味と蝶々、雪の結晶柄が
お気に入りです。(本当は母のものだったのですが・・・!)
いつもは白の博多帯を合わせることが多かったけれど、
今回は紫の麻帯で。飾りをつけずにすっきりと。
こちらもずいぶん前におつくりしたオリジナル帯ですが、
私の身長(150cm)では少し幅広かもーとあらためて
思いました。やっぱり三分紐と帯留めつけた方がよかったかな。
とにかくとにかく、毎日暑いので、少しの間でも汗だく!
(でも、絞りは生地が軽いので、ふわっと風が体を抜ける感覚があり
涼しいです)
次の日、すぐにお洗濯。
軽くたたんでネットに入れて、5分ほど洗濯、すすぎは1回、1分脱水。
洗剤はおしゃれ着用を。もちろん浴衣単独で洗ってくださいね。
干すときは(ここがポイント!)
着物ハンガーにかけて、パンパンと軽くたたいて伸ばします。
絞りの「シボ」が戻りやすい(生地が縮んだようになってしまう)
のでしっかりと。
このシボの戻りやすさは、技法によっても異なりますが、目の細かい
鹿の子絞りや三浦絞り、くも絞りが戻りやすいです。
さらに、かなり洗濯を繰り返しすと、シボはしだいに伸びます。
はじめのうちの、少しシボが戻ったふかふかした状態も、
着込んだあとのやわらかい風合いもどちらもいい感じ。
絞りは、着続けることによって、風合いの変化も楽しんでいただけますよ。
浴衣のお手入れ方法は、またあらためて生地にさせていただきます。
この記事へのコメントはありません。